在宅ワークが増えて肩こりや眼精疲労から頭痛を起こす方が増えています。
頭痛は痛みが強く感じやすいので、その痛みだけでやる気を削がれますし、場合によっては吐き気、嘔吐までしてしまう方もいます。
薬で落ち着かせることも悪くはないですが病院へ行くのもしんどい、ましてやコロナ禍で病院で待つのも嫌、そんな方は少なくありませんよね。
今回はそんな方向けに、緊張性頭痛が早く良くなる生活習慣、ツボをお伝えしていきます!
緊張性頭痛を5つのツボで解消しよう【図解付き】
緊張性頭痛の原因
緊張性頭痛は基本的にストレスや疲労の蓄積が原因となります。
在宅ワークによる長時間のPC作業やバッグを片方の肩にかけ続けて移動したりなど、筋肉に過度な負荷がかかり続けると肩回りの筋肉が緊張し、その影響で頭皮やその下にある薄い筋肉まで緊張してしまうのです。
また対人関係などで精神的なストレスが強いと自律神経の乱れや食いしばりが起きやすくなるので、これも筋肉を緊張させてしまう原因となります。
頭痛を起こさないための生活
緊張性頭痛を起こさないようにするにはまず凝り固まった筋肉をきちんとほぐすことです。
長時間のデスクワークの後は全身の筋肉が伸び縮みをしていなかったために張りやコリで固くなっています。
つらい部分のマッサージもいいですが全身を動かす事、ラジオ体操がおすすめです。
全身の筋肉をしっかり動かすことで身体中に栄養と酸素を含んだ血液が巡るので疲労回復に繋がります。
またストレスが溜まってきたら好きな音楽を聴いたり好きなお菓子やスイーツを食べたりしてそれを発散させましょう。
肉体的にも精神的にもストレスと疲労はなにかをしたらドカンと大きく取れるものではなく、小さくしか解消できないのです。
だから溜め込むとなかなか改善しなくなり、思うように回復しなくなるんです。
緊張性頭痛を起こさないためにはこまめに自分のケアを行うことが大切なんです。
緊張性頭痛に使えるツボ
今回は良く効く5つのツボを紹介します。
風池(ふうち):首肩のコリをほぐし頭をスッキリさせる
風池は首肩こりに良く効きます。
首肩こりがほぐれると頭皮の張りやむくみが解消されるので頭がすっきりします。
お灸はしづらいところなのでお風呂で5分くらいよくマッサージしましょう。
5分もしてたら疲れるよ!という方は揉むとか押すのではなく首の後ろを温めるようにさすってみてください。
5分もさすればかなりコリは緩和できます。

外関(がいかん):側頭部への気血の流れを改善
外関は三焦経という気の流れに属しているツボで、三焦経は耳を囲むように流れているので側頭部の緊張を緩めたり気血の巡りを良くするのにとても使えるんです。
緊張性頭痛で側頭部が痛い、締め付けるような痛みがあるなんて方は是非このツボにお灸をしてみましょう。

合谷(ごうこく):顔や頭、肩の痛みには超有効
合谷は肩が凝りすぎてズキンズキンと痛むような場合にとても使えます。
ここに少し熱めのお灸をしたり鍼をするとおもしろいように痛みがとれます。

足三里(あしさんり):胃腸の動きを活発にし副交感神経を優位に
足三里は有名な胃のツボです。
胃腸の調子が整うと副交感神経が優位になりやすくなり、全身リラックスさせることができます。
緊張性頭痛は交感神経が興奮している状態が長く続いていることが多いので足三里のツボでリラックス状態を作りましょう。
足三里は膝のお皿の下から指4本分下で少し外側のすねの筋肉の上にあります。
押すと心地よいです。
お灸がおすすめ。

太衝(たいしょう):ストレスの緩和、全身の気の巡りを復活
太衝は肝経に属します。
肝というのは肝臓の事ではなく東洋医学では全身へ気を巡らせたり感情をコントロールしたり、血をストックしておいて必要な部位に送り全身の機能が順調に動けるようにする働きを担っています。
この肝というのはストレスに弱く、目を酷使したりしてもパワーダウンしてしまいます。
なので太衝というツボを使うことでパワーダウンを防ぎ、気血の巡りが悪くならないようにします。
お灸がオススメ!
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まとめ

普段の生活から頭痛対策を出来る範囲でしておくこと。
それにツボ押しやお灸で緊張を和らげることでさらに頭痛が出にくくなります。
緊張性頭痛でお悩みの方は是非試してみてくださいね!
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