先日Twitterで産婦人科医がとあることを書いていました。
患者とふたりきりのときは絶対に施術、触診をしない。
なにが原因で訴えられるようなことになるかわからないかららしいです。
気に食わないからなのか、腹いせなのか、同業潰しなのか、理由はどうあれ女性に訴えられたら医者としての仕事はできないと、そのツイートをした医師は言っていました。
こんな事件が去年ありました。

鍼灸師、女性2人に施術装いわいせつ行為…「行為には理由がある」と一部否認
鍼灸院や整体院は男性がひとりで全てを行っている院も少なくありません。
そのためだけに女性スタッフを雇うような余裕のある院は非常に少ないからです。
でもこれは患者さんに不安を抱かせます。
なにかされるんじゃないか、されたら怖いから行くのはやめようと考えさせてしまいます。
僕は開業してからずっと妻と母に手伝ってもらいながらやっています。
今では女性スタッフが必ずいますし院内にふたりっきりなんてことはまずありえまえん。
また鍼灸師側も冤罪の危険性にさらされています。
上記したようにむかつくから、ストレスの腹いせに、同業つぶしなどなど。
鍼灸師・整体師のリスク回避はそのまま患者さんの不安を払拭すること、冤罪回避に繋がります。
例えば女性患者が来るときは必ず院内に女性スタッフがいるとか、難しいけど防犯カメラを設置するとか。
鍼灸の需要は女性の方が多いですから、女性目線で院作りをすることは必須なんです。
鍼灸や整体というのは体を触りますし、鍼灸なんて肌を直接触れることになります。
信頼関係の築けていない初めて会う人に背中とはいえ肌を見せるのはとても勇気がいります。
例え体調を良くする、痛みを緩和するための施術だとしてもね。
変に治療家ぶる鍼灸師や整体師は俺はそんなこと気にしない!なんて言ったりする人もいるでしょう。
いやいや、お前が気にするかどうかじゃないんだって。
患者さんが気にするからできる限りそこの対応をしようぜって話なんです。
鍼灸院の経営に、特に男一人でやる院の経営にはリスクが伴います。
ここのリスクをきちんと対応しておくと信頼されやすくなり、患者さんも足を運びやすくなります。
鍼灸治療は信頼関係が大事です。
信頼してもらいやすい院作りを心がけましょう。

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