不眠とは精神的・肉体的ストレスから寝つきが悪くなったり、眠りが浅くすぐに起きてしまう状態を言います。
コロナで仕事が不安定になったり子育てで悩みがあったり、ニュースを見ているだけで不安に襲われて睡眠の質が悪くなってしまう方がこの1年で増えているように感じます。
心療内科に行けば睡眠薬や睡眠導入剤をもらえることもありますが、できるなら薬には頼りたくないですよね。
そこで今回は安心安全の不眠に効果的なツボを4つご紹介していきます。
不眠の原因で多いのはストレスからくるものですが、他にも胃腸の不調や身体のエネルギー不足なんていうのもあげられます。
今回は育児や仕事などのストレスから起きている不眠を取り上げていきます。
不眠のツボにお灸して薬から卒業しよう【ベテラン鍼灸師が解説します】
不眠はストレスで気が巡らないから起こる
ストレス不眠は東洋医学で言うと【肝】の気が巡らなくなることで起こると考えられています。
【肝】は疎泄を主るといって全身に気血を巡らせる機能があり、ストレスでこの機能が低下してしまうんです。
これを【気滞】と言います。
気滞の症状は
- 寝つきが悪い
- イライラしやすい・怒りやすい
- ゲップやおならなどガスが出やすい
- 情緒不安定
などがあります。
気というのは簡単に言えば元気の素って感じです。
気が充実していると声に張りがあったり体はポカポカしたり病気になりにくかったりします。
なのでまず気を巡らせるツボにお灸してみましょう!
不眠に効果のあるツボ4選
不眠のツボ①行間(こうかん)

行間は肝経にあるのでストレスでイライラしたり怒りやすかったりヒステリーぎみだったり、気分がふさぎこみがちな場合に効果があります。
不眠のツボ②陽陵泉(ようりょうせん)

このツボは足の痛みやだるさだけでなく便秘にも効果があります。
肝の気を促す作用のあるツボです。
不眠のツボ③内関(ないかん)

乗り物酔いのツボ、つわり止めのツボとしても使える内関です。
ここは不眠に良く効くんですがめまいにも効果があります。
不眠のツボ④失眠(しつみん)

失眠はかかとど真ん中にあるツボで、ここにお灸をすると足がぽかぽかしてきます。

不眠を改善するには環境を変えることも大事
育児や仕事でのストレスが原因ならその原因をどうにかしてなくすか、減らすかすることが大事です。
ツボでケアはできますがその効果を最大限発揮させるにはやはり環境をより良いものにするのは必要です。
症状のほとんどは日常生活の中に原因が潜んでいます。
逆に言えば今不眠なら生活を少しずつ変えてみてください。
食事の取り方、起きる時間、寝ようとする時間、スマホを見ている時間、本を読む時間、運動するとかしないとか。
枕など寝具を変えてみるのもそのひとつです。
僕が使っている枕が非常に寝心地が良いので枕を探している方はこちらの記事をお読みください。
ひとつずつでいいので変えてみましょう。
まとめ
お灸は根気よくすることが大事です。
数日やったけど効果がわからないから止めようではなくとりあえず身体にも良いしやっておくか、と継続してみてください。
生活を見直し、お灸を継続することで不眠は改善していくはずです。
良い効果がでることを祈ってます。
お灸はぎっくり腰や腱鞘炎にも効きます。
今その症状で悩んでいるという方は是非試してみてください。
ツボはこちらで紹介しています。
赤ちゃん抱っこで手首が痛い!腱鞘炎は5つのツボで改善しよう!
ぎっくり腰はこちら。
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