先日驚きのニュースが入ってきましたね。
深田恭子が適応障害で9月くらいまで芸能活動を休むとのこと。
適応障害ってなんだろうと思った人も多いはず。
適応障害とはウィキペディアによると
はっきりと確認できるストレス因子によって、著しい苦痛や機能の障害が生じており、そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神障害である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A9%E5%BF%9C%E9%9A%9C%E5%AE%B3
と書いてあります。
要は仕事や学校、プライベート上のストレスが酷すぎて身体に異変が起きるということですね。
書いてある通り、ストレスの元が無くなれば症状はなくなります。
適応障害と検索すると関連ワードででてくるのが【退職】というキーワード。
仕事のストレスで適応障害となる方がきっと多く、退職を考える方が多いのだと思います。
今回は適応障害について書いていこうと思います。
効果的なツボも紹介していきますので是非最後までお読みください。
【退職を恐れない生き方】適応障害になったらまず休むという選択を
身体のSOSを無視しないで
人間誰しも生きていれば逃げたくなることはいくらでもあります。
いじめられたり、嫌な仕事をしなくてはならなかったり、SNSで誹謗中傷されたり、支払い日が迫ってきているのにお金が足りないのに仕事がない!とか。
最後のは僕ですけど(笑)
まあ冗談はともかく、人はストレスが強くなると逃げたくなるものです。
しかし日本人のまじめな性格なのか、かなりのストレスがあっても頑張る人が多いですよね。
僕も小学生の時、いじめられていましたが頑張りすぎていたかな、もう少し逃げたり助けを求めても良かったんじゃないかなと思ったりしています。
いじめてくるのが当時の担任も含まれていましたから助けを求めるのは親しかいませんでした。
幸い、親は多少なり動いてくれましたし共感してくれましたから感謝しています。
まあもう30年近く昔ですから不登校なんていう言葉もほぼなかったですし、学校は行くものという認識が当然だったので行かないという選択肢はなかなか出てこなかったんですよね。
ただ僕は自分の中に溜め込むようなことはあまりせず、親にぶちまけたりゲームやなんかでその不安や不満を外に吐き出していたので精神、肉体ともに不調をきたさなかったのではないかと考えます。
まあ僕の話は置いといて。
いじめや嫌がらせというのは対象の本人になにかしら原因があるわけじゃない、いじめてくる・嫌がらせしてくる人たちのストレス発散の道具であることがほとんどです。
つまりなにをしようとも彼らはいじめてくるし、嫌がらせを止めはしないんです。
最近は患者さんから職場の上司・同僚からいじめられている、強く当たられているという話を聞くのも珍しいことではなくなりました。
自分より立場が弱い人をターゲットにしてストレス発散のおもちゃにする人って結構いるんです。
困ったもんです。
で、ストレスが過剰にかかって倦怠感、朝起きれない、強い疲労感、酷い肩こりや頭痛、胃腸の不調、吐き気、めまいなどなど、様々な不調が現れてしまいます。
職場、学校がひどい環境なのにさらに体に鞭打って行くからそのストレスはどんどん体を蝕んでいきます。
逃げるは恥だが役に立つ
これはドラマのタイトルにもなってますが元はハンガリーのことわざです。
問題と向き合わずに逃げることは恥だがそれがより良い選択肢になることもあるという意味です。
適応障害は過剰なストレスによってなるわけですから対応としてはそのストレスの元をなんとかしないといけません。
戦うことも選択肢としてあるのですがその結果倍返しを食らってしまう可能性も少なくないですよね。
ここで【逃げる】という選択肢がでてきます。
しかし逃げるという行為が心のどこかで悪いことだと考えてしまっているとそれを選ぶことができなくなります。
そうすると自分の身体や精神にムチを打つことしか選択肢が残されていなくなってしまい、生きることがとてもつらく、とてもつまらないものへと変わってしまいます。
例えば、雨が急に降ってきた。しかし傘はもっていない。しょうがないからずぶ濡れでいいや。
あなたはそう思いますか?ずぶ濡れでいいやだなんて。
嫌に決まってますよね?ズボン、パンツまでびしょ濡れとか嫌すぎですよ。
雨が降ってきたなら雨宿りしたり傘をさしたりします。
これが選択肢です。
ずぶ濡れになるのか、雨宿りをするのか、傘を買ってさすのか。
時間があるなら雨宿りをしてもいいでしょうし、早く目的地に行きたいなら傘を買ってさっさと出発するでしょう。
わざわざびしょ濡れになる選択は誰もしないです。
誰の人生でもない、自分の人生をつまらなくされる、つまらなくするということは本当に悲しいことです。
敵を知り己を知れば百戦危うからず
逃げるということを選択肢にいれると自分の本領を発揮できる場所・タイミングを選ぶことが出来るようになります。
体調が優れないなら、本当につらいなら休めばいいし、環境が変わらなければ学校そのもの、職場そのものを変えたっていい。
自分自身の限界値を知らないまま頑張り続けることは長期的に見て、体調面でも経済面でも相当なマイナスになります。
逃げるという行動をネガティブに捉えているとその一歩を踏み出すのに物凄い勇気が必要となります。
それこそ戦うことと同じくらい。
その場に立ち止まる、流されるのは楽なようで実は心を蝕み続けます。
向かい風に立ち向かわなくていいのですが、その脅威・ストレスに打たれ続けているということです。
今の環境を変えたいのならば行動しなくてはなりません。
旅行行くときに100キロの渋滞を我慢しなければいけない?
そんなことないですよね。
空いている道や空いている時間帯を探せばいいだけです。
ストレスの元凶と戦うことが難しいならまずは元凶から離れるように逃げてしまえばいいんです。
漫画のジョジョ読んだことある方はわかると思うんですが、ジョセフ・ジョースターもやっているでしょう。
逃げるんだよぉ!って。

予測をするのは難しい。未来についてはなおさらだ。
この言葉はニューヨークヤンキースの監督、ヨギ・ベラという方の言葉です。
悲観的な未来でも楽観的な未来でもあなたが予測したことで当たったものはいくつありますか?
例えば学校に入って先生がいじめてくるなんて予測できるでしょうか?
僕はできませんでしたね。
完全に予想外でしたよ。
例えば就職して上司が八つ当たりしてくるなんて予想できましたか?
当時の上司が
「頭痛がするからなんとかしろ。」
なんてド新人のなんにもできない僕に言うもんだから
「お薬飲んだ方が早くないですか?」
と答えたらそれはもうぶちぎれですよ(笑)
ていうか施術する立場なら自己管理しろよーって思ったわけです。
おっと、また僕の話で失礼しました。
まあとにかく動かずにつらい現状、つらい環境をそのままにするのは状況が好転する確率は高くないでしょう。
予測は難しいです。
でも逃げて環境を変えることでさらに状況が悪化するかと冷静に分析してみてください。
最初だけ、一歩を踏み出す勇気こそが必要になりますが逃げることで支払う代償なんてそんなもんです。
暗い未来を想像するより明るい未来を創造しよう
逃げた先で生まれるものはなにか。
これはたくさんあります。
心と身体を休ませること、気持ちを落ち着かせること、敵・元凶を分析すること、戦い方を熟考すること、そもそも戦う必要性があるか考えられることなどなど。
では逆に逃げずに戦うことで得られるもの、うまれるものはなにか。
勝利と共に傷ついた心と身体。
勝つということは最高です。
しかし傷つきすぎてしまえばその後戦い続けられないかもしれません。
戦いというのは自分に有利なタイミングと場所を選ぶ、作り出すことで勝利を強く引き寄せます。
逃げた先、逃げ続けた先にはなにもないなんて言う人もいるかもしれません。
けど僕はそうは思わない。
逃げることで得られるものはとても多いんです。
戦うべきときに120%の力で戦えるように準備ができるということでもあります。
嫌なことから逃げたっていい。
そうすることで自分自身の心や身体、命や人生を守ることができます。
逃げ続けたってなんら問題はありません。
ノーリスクということはないでしょうが自分の人生を守ることにつながるのなら必ず選択肢に入れておくべきと思います。
ドラクエでもありましたよね。いわゆる8逃げというやつです。
1回の戦闘時に8回逃げるというコマンドを選択すると次からの攻撃は全て会心の一撃になるというバグです。
しかし人生においても自分がここだと思った時、場所で戦えば会心の一撃を連発することは可能です。
これを可能にするためにはよく勉強したり、本を読んだり体を鍛えたりして自分を強化しつつその時を待つのです。
逃げることは自分を強くする時間を作るためにもあります。
逃げるは誉れ、役に立たせろ!
暗い未来を想像するくらいなら、逃げて明るい未来を創造しましょう。
その方が人生楽しい。
適応障害の方に向いているツボの紹介
百会(ひゃくえ)

百会は科学的な実験でもストレス緩和に効果があると結果が出ているツボです。
ここにお灸はできないので指で押しましょう。
ゆっくりぐーっと押して1,2,3と数えたらゆっくり離します。
落ち着いた呼吸のリズムでやるとなおよいですね。
1分から2分程度が目安。
内関(ないかん)

内関は妊娠中のつわり緩和や酔い止めにもよく使われますが精神の安定にも効果的です。
百会と同じようにゆっくりじっくり、痛くない程度に押しましょう。
お灸が出来るならお灸がおすすめです!
太衝(たいしょう)
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太衝はストレスに深く関わる肝経という気の流れにあるツボです。
足の冷えにも効果的です。
ここもお灸ができるならお灸がいいですが、マッサージでもOK。
ただし痛いというか響きやすいツボなのであまり強くやならいで大丈夫ですから。
もしイライラ、むしゃくしゃがどうしようもないなんて方はこちらの記事でイライラを緩和する呼吸法を紹介しています。
是非読んでみてください。
呼吸は自律神経を安定させるんですよ。
まとめ
ストレスは万病の元ですし、人間はコンピューターじゃありませんからリセットボタンもありません。
蓄積させないこと、発散させることが健康を維持するコツです。
今回は考え方、ストレス緩和のツボをご紹介しました。
少しでもお役に立てることができたら幸いです。
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