【鍼灸師なのに】早く辞めたほうがいい職場の特徴3選【鍼できない】

鍼灸師向け

鍼灸師の資格をとってまずどこに就職するかというのは大きな問題のひとつです。

やはり給料がいいところを探しますよね。

でも給料がたとえ良くても鍼灸師としてのキャリアが積めない、職場の雰囲気が自分に合わないというのなら心を押さえつけてまでいる必要はないと思うんです。

今回は過去の僕の話を交えつつ、鍼灸師が働くべきでない職場の特徴を3つご紹介していきます。

【鍼灸師なのに】早く辞めたほうがいい職場の特徴3選【鍼できない】

受付しかやらなかった日々の話

僕自身、資格取得した直後は表参道というおしゃれな場所で働いていました。

しかし鍼をうたせてもらうどころかマッサージ目的で来る患者さんすらいないので毎日受付をするだけ。

しかも院長のワンマン鍼灸院だから1日に来る患者数も5人程度。

はっきりいってど暇です。

勉強して合間にラノベ読み切るくらい暇でしたよ。

さすがにこのままじゃだめだと思い、職場を変えましたがその決断は正しかったです。

現場に立てる職場は充実感が違う

次の職場は橋本(神奈川)の鍼灸整骨院。

今でも当時の面接のことをよく覚えています。

面接ってめちゃくちゃ緊張するじゃないですか。

とにかく鍼がうちたい患者さんに施術したいという気持ちが強くて、そういう想いを胸に面接に望んだんですが、まず院がでかかった…。

スタッフめっちゃおるやん…(10人以上常にいる)

こんなところで経験ほぼないやつが大丈夫かな…そう思いました。

しかし院長は笑顔で出迎えてくれて、近くのコメダ珈琲で面接しようと言いました。

コメダ珈琲につくなり

「好きなものだべなよ。」

え?面接なのに食べていいの??

じゃあコーヒーだけ…なんて遠慮はせずに僕は、じゃあコーヒーとホットドッグ!

食べながらの面接となりました。

面接では僕のことよりも、うちの院は院長経験者が何人もいるから安心して来ていいよなど、とにかく来てがんばってほしいと言われたのを覚えています。

率直にすげぇなこの人…と感じました。

そこで約2年勤めたんですが僕が在籍していたときはスタッフの質がとにかく高くて1日の来院数が300人を超えることもザラでした。

もちろん鍼灸を希望する方も多くて新人でも指名がなければどんどん打てたわけです。

充実感をえられるだけじゃなく自分の中で課題もどんどんでてくるので技術力が向上するのは当たり前ですよね。

鍼灸師は現場にたたなくてはいけないと心から思った僕の過去の話でした。

今すぐ辞めるべき職場の特徴3選

そんな僕の経験からこんな職場は鍼灸師に向いていないというのを3つほど紹介していきたいと思います。

  • 事務仕事など誰でもできる仕事が多すぎる
  • 売上至上主義
  • マニュアル化

ではそれぞれ深堀りしていきます。

事務仕事など誰でもできる仕事が多すぎる

約1000万近い投資をして鍼灸師という国家資格を取得したのにも関わらず、受付や機械のスイッチマンばかりの日々なら、それはあなたにとってなんのプラスにもなりません。

鍼灸というのは座学をしていれば上手になるというものではありません。

まず現場であり実践、経験をすることで自分の中に課題を見つけるんです。

これは車の免許証で例えるなら免許取得したのに車に乗らず、教習ビデオをひたすら見ていることと同じです。

道路標識の知識や安全運転のためのビデオばかり見ていたって実際に運転しなかったら下手くそなままじゃないですか?

実際に運転してこの道は人が多く通るとか子供が飛び出してくる道だとかトラックが多いとかいろんなことを知るわけです。

鍼灸も実際に患者さんに打つようになってそこで始めて多くを知るんです。

鍼はどのメーカーが使いやすいとか患者さんによって鍼の入り方がぜんぜん違うとか効果の出方も症状によってこうなるとかいろいろね。

まだ上手じゃないから受付、鍼灸の希望者が少ないからスイッチマンやってるとしたらあなたはいったいなんのために鍼灸師の資格を取ったんですか?

僕は表参道時代にまったく同じことを言われて職場を変えようと決心しました。

売上至上主義

売上をあげることは経営していくうえで非常に重要です。

売上がなければそもそも経営を続けることが難しいわけですからね。

しかし儲けようとしすぎて患者さんにとって必要のない商品を買わせようとしてくる極悪治療院も存在します。

売上をあげるにはどうしたらいいかばかり考えて「患者さんのため」という本来の目的をまったく考えなくなっては本末転倒。

僕は経営して今12年目ですが売上を上げるには患者さんがどうしたら喜んでくれるか、どうしたら満足してくれるか、ここを第一に考えることが最も大切だと感じています。

雇われで売上至上主義の治療院にいれば営業トークが上手くなるかもしれません。

けど心をなくして嘘をついてまで稼ぎたいのならこの業界にいる意味ないですよね。

鍼灸師になったのは自分が人生を楽しむためだったはずです。

人生を楽しむとは患者さんを笑顔にし感謝されたいということだったはず。

売上だけを気にする治療院でストレス溜めながらちょっと高い給料もらうより、自分の心が穏やかでストレスを感じないで毎日を過ごしながらさらに高い収入を目指す方が絶対楽しいですよ。

マニュアル化

鍼灸院の中には多くのスタッフを抱え、技術の統一やクロージングの統一など全てにおいてマニュアル化している院もあります。

新人鍼灸師にとってマニュアルが存在するのは心強いです。

トークスキルも無い状態で自由にどうぞでは途方に暮れてしまいますからね。

技術の上手い下手はとても重要な問題ですが、その院の技術を覚えていないから施術に入れないというのはナンセンスです。

なぜなら施術というのは感覚によるものが大きいし、真似ようとしてもできないものだからです。

例えば当院ではスタッフが3人いてそれぞれまるで違う施術をしています。

僕の施術を覚えろなんて言ったことありません。

スタッフはそれぞれ別の強みを持っているしそれをスポイルしてしまうことは院にとってマイナスと考えているからです。

ラーメン屋のチェーン店は同じ味が出るように全てを統一します。

調味料の分量や具材の仕入れ先、温度まで全て。

しかし鍼灸施術においては取穴(ツボをさぐること)の時点で差が生じます。

そもそも手の大きさや皮膚の硬さ、指の太さも誰一人として同じ人はいませんし、経験値によって見え方もまるで違うからです。

位置、深さ、硬さ、角度など経験の浅い者はぼんやりとしか見えないけど、熟練者になればよりハッキリと見えるようになり感じれるようになります。

これはそれぞれのセンスでもあります。

この患者さんにはどの太さの鍼を使い、どういう刺激が適切かを考え、選択するというのもセンスです。

マニュアルというのはその院の経営者、院長の好む施術です。

院長のセンスがそのマニュアルを形作っています。

施術というのはその鍼灸師の生き様、性格がもろにでると僕は思っています。

繊細なのか大雑把なのか、臆病なのか楽観的なのか、マジメなのか不真面目なのかなどです。

つまりマニュアルに違和感を覚える、好きになれない施術というのはその院長と合わないとも言えるのではないでしょうか?

例えばこれもまた僕の話ですが、表参道で働いていたとき、ハッキリ言ってその院長と性格がまるで合いませんでした(汗)

そこの院長の鍼はとにかく響かせまくることが多かったんです。

悲鳴をあげる患者もいっぱいいました。

僕はどうしてもそれに違和感を覚えましたし、そんな施術はしたくないと当時から考えていました。

今でもそんな施術をしようとは考えていません。

響かせすぎた結果、3日くらい生活がしんどいと言う患者さんが数人いたからです。

まあその方たちはそれでも通っていらしていましたが…。

だからそのあたりの考え方の相違を良しとするのかということなんです。

マニュアルとしてそうしなさいと強制されるのは僕はおかしな話だと思うし、マニュアル的施術にどうしても違和感を覚えてしまって、それによって患者さんに鍼灸を施術できないのならハッキリ言ってその職場にいる意味ないと思います。

まとめ

というわけで鍼灸師が働くのに向いていない職場の特徴を3つほどあげてみました。

最後になりましたが大前提としてへたすぎて施術に入れないなら必死に練習してください。

練習もせず考えもせず施術に入っても患者さんに迷惑がかかりますし院の損害にも繋がります。

切皮が毎回痛すぎるとかいつも手が緊張で震えているとか、そういうのは練習で改善できます。

良い練習方法をお教えします。

まずは自分のお腹に毎日100回鍼をしてください。

そうするとあまり痛みを伴わない切皮ができるようになりますよ!

練習したい方はとりあえずセイリンが一番打ちやすいのでオススメ。

とにかく打って打って打ちまくりましょう!

鍼灸師は施術経験を積まなくては絶対上手くなりません。

資格取り立ての時は頭を下げてでも鍼を打たせてもらうことが後々活きてきます。

せっかく鍼灸の資格を取ったのだから鍼灸師として稼げるように、いい職場を見つけて是非いい経験を積んでくださいね!

前回の記事も非常に評判が良かったのでまだ読んでいない方はぜひ読んでね!

【鍼灸師はやめとけ?】この資格が持つ3つのメリット【衰退産業?】


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