ども。としひろです。
今日は鍼灸師で開業を目指す人、サラリーマンで副業を本業にしたい人に
独立するために必要なこと
を書いてみたいと思います。
これでも僕、経営11年目ですからちょっとはわかるんですよ(エッヘン)
独立するのに必要なこと

独立するのに必要なことってなんだと思いますか?
潤沢な資金?
まああれば軌道にのせるまで生活費の不安もないだろうからいいですよね。
入念な準備?
準備は大切です。考えて考えて考えまくっておくのは不必要ではないです。
でも絶対必要かというとそうは思いません。
独立するのに必要なことはそれは
覚悟です。
親に、恋人に、妻に、夫に、友人に、知人に、誰に何を言われてもぶれない覚悟が必要なんです。
行動を起こせるかどうか、独立に踏み切れるかどうか、一歩を踏み出せるかどうかということです。
当たり前のことを言っていると思われるかもしれませんがこの当たり前のことをするのには相当な覚悟をもたなくてはなりません。
収入が保証されない、安定した生活が崩れるというのはそれだけ怖いからです。
独立のメリット
しかしその覚悟をもってする独立には多くのメリットがあります。
①収入は青天井
いまや副業が本業の収入を超えるなんてよく聞く話ですよね。
鍼灸師や整体師だってうまくやっている先生は年商1億なんて人もいます。
まあさすがにそのレベルは相当少ないですが。
独立は夢があります。
②時間を作り出せる
拘束時間があってないようなものなので早朝から仕事して夕方から遊ぶこともできますし、逆に朝遅く起きて昼過ぎから働くことも可能です。
自分の好きなときに仕事をし、自分の好きなときに休む。
全ては自分の思うままというわけですね。
③仕事場所も自由
仕事の場所を自分で選ぶことができるので通勤ラッシュ・満員電車に乗らなくてもよくなります。
通勤時間の平均って知っていますか?
東京近辺では片道1時間らしいです。
つまり往復2時間!
週五日勤務で毎週10時間も電車に揺られているんです。
10時間あればいったい何ができるでしょうか。
これを半分でも自由に使えれば本を読むことも映画をみることもできます。
自分を磨き上げるには十分な時間が手に入ると言えるでしょう。
ちなみに僕が表参道で働いていたときは毎日片道1時間半でした。
もうほんとストレスでしたね。
④対人関係に悩まなくてすむ
これは独立の最大のメリットかもしれません。
同僚に、部下に、上司に悩まされない!
対人ストレスって時間の経過でなくなるものじゃないですから本当にきつい。
独立すれば自分の嫌な関係はすべて断てるんです。
あれだけ悩んでいたのが嘘みたいにすっきりして最高の目覚めがそこに!!
独立のデメリット

メリットは計り知れないほどの爽快感があります。
しかしいいことばかりではないです。当たり前です。
デメリットを上げてみましょう。
①初期投資がかかる
これは鍼灸師や整体師の場合ですね。
パソコンひとつでできるお仕事の場合はちょっとわからないのでそういう人はここは飛ばしてください。
鍼灸院を作る場合にかかる初期投資は
- テナント敷金(マンションでやるにも敷金は必要)
- ベッドやタオルなどの備品
- 内装費(少しでもきれいな院にする場合)
- HPを外注する場合はその費用
- 消耗品や人件費、賃料など運転資金
こういうのがかかってきます。
自宅やマンションの一室で小さく始めるなら内装費は相当安く抑えることができますがベッドやタオルなどを揃えていくとそれなりにかかります。
またHPは自作するのも手ですがお金をかけて外注して時間を作り出して他のことをやるのもいいとおもいます。
ちなみにうちは業者さんに作ってもらっています。
文章はすべて僕が考えていますけど。
とにかくまあまあお金がかかるわけです。
それを用意するのがまず大変。
借りるにしても、です!
②最初からうまくいく人はごく少数
最初から稼げる人はごく少数です。
予想していたよりも全然うまくいかないのが当たり前なのです。
それはつまりお金を稼げないということ。
稼げるときはいいですが稼げないときは神経と貯金をすり減らすのが独立です。
僕も最初の4年くらいは普通の生活なんてできなかったですし、貯金もゼロになりかけました。
妻が文句も言わずに支えてくれなかったら今の僕はないと断言できます。
うまくいかない時期もイラつかず、心を穏やかに、努力し続けることができる精神力が試されます。
③自由な時間などない
メリットに時間は思うままに作れるなんて書きましたがこれはデメリットでもあります。
どういうことかというと、やりたくもない書類を書いたりネットをいじったり勉強したりしないといけないということです。
自由時間は遊んでても誰からも文句も言われません。
しかし遊んでいれば成功は遠のくばかりなのです。
むしろ失敗に終わる可能性が高くなっていきます。
休みの日でも仕事のことを考え続けることが必要なのです。
それでも独立は楽しい
新型コロナにより世界規模で経済は不安定なものとなりました。
安定した生活はもう得られないかもしれません。
独立するのも非常にリスクが高いかもしれません。
しかしメリットとデメリットを考えて、それでもなお自分の気持ちが独立したいと叫ぶのなら、誰に何を言われても決して揺るがない覚悟を持てるのなら、独立・開業は楽しめると思います。
めんどくさいことすら楽しめるなら、一度きりの人生を最高に楽しんでみるのもいいかもしれません。
僕は独立が楽しくなりぎて借金がやばいので相当がんばらないと心底楽しめない状況です!
うひょー!
ではまた!
