どもこんにちは。としひろ院長です。
今日は【塩】について書きたいと思います。
毎日のように買い物に行かれるママさんは減塩醤油とか減塩味噌って
見たことありますよね?
むしろ減塩しか使っていないという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし減塩が健康リスクを高めていること知っていますか?
塩はタンパク質や脂肪のようなエネルギー源ではありませんが
身体の様々な働きを調整したり維持するのに必要で、
体内から塩分が不足すると多くの不調がでます。
まずは減塩の危険性から解説していきます。
減塩は必要ない?
最新の研究では過度な減塩は心疾患や死亡リスクが高まることがわかっています。
2018年に発表された論文では1日に約12グラムの塩分を摂るグループが
最も死亡リスクが低く、逆に1日に7.5グラム以下の摂取量の人は
摂取量12グラムの人と比べて心疾患や死亡リスクが高まるという結果がでたそうです。
また昭和の頃でも海外の研究では塩分摂取量と高血圧の関連性は疑問視されていて
関連があったとしても低いと言われていました。
それは今でも同様です。
もちろん摂りすぎは禁物
なんでもそうですがやはり摂りすぎはだめです。
1日12.5グラム以上の塩分摂取で死亡リスクは高くなるという
研究結果もあります。
もちろん人によるというのはあると思いますが
わざわざしょっぱすぎる食事をする必要はないってことです。
塩分の摂取不足でなにが起きる?
体内から塩が足りなくなると様々な症状がでます。
- ・疲れやすい
- ・無気力
- ・肩こり、頭痛
- ・めまい、貧血
- ・冷え性
- ・朝起きられない
- ・肌の調子が悪くなる
- ・ストレスに弱くなる
- ・精神の不安定
- などなど。
塩の不足はミネラル不足となります。
ミネラルのバランスは健康にとても大切でこのバランスが崩れると
自律神経も乱れてしまうのです。
塩の役割
適度な塩分は身体に必要なんです。
塩には身体を正常に保つために様々な役割があります。
- ・食べ物から栄養素をきちんと吸収するために細胞の状態を正常に保つ
- ・神経や筋肉の働きの調整
- ・食欲や味覚の正常化
- ・体を温める(漢方では陽性食品と言われています)
- ・新陳代謝を上げ、血液の循環も良くなる
- ・自律神経の安定
- など
適度な量は10グラム
摂りすぎは良くない塩。
じゃあどれくらいが適量なのかというと
1日10グラム
と言われています。
しかしこれは食塩感受性、非感受性を考えない
一律の目安として考えられた数字です。
※食塩感受性というのは塩で血圧が変動することです。
食塩感受性の方は人口の40%と言われています。
非感受性の方は取りすぎても高血圧にはならないかもしれませんが
上でも書いたようにあまり健康的ではありません。
10グラム程度を目安にしておくのがいいでしょう。
塩の種類
塩は2種類あるのをご存知でしょうか?
天然塩と精製塩の2種類です。
天然塩は様々なミネラルが含まれています。
とても微量なミネラルなんですがこれがとても大事。
天然塩はこのミネラルバランスが整っているので仮に多少多く摂取しても
体の負担というのが少ないんです。
ちなみに点滴で使うリンゲル液は海水、羊水、血液と組成がほぼ一緒です。
体の中に流れている血液とほぼ同じなのだから負担が少ないのは納得ですね。
逆に精製塩(食卓塩)は塩化ナトリウム99%以上という高純度の精製物です。
塩化ナトリウムしかないのでミネラルバランスが崩れ、体に大きな負担を
かけることになります。
おすすめの天然塩
というわけで家でなにを使えばいいんだー!?
と思う方もいらっしゃると思うので評判の良い物4つ紹介。
①海の精 あらしお
![]() | 価格:1,175円 |

②海の精 やきしお
![]() | 価格:604円 |

このふたつは他の塩の効能を細かく書いてあるサイトでも
だいたい紹介されています。
うちでもたまに妻が買っていたりします。
ミネラルが豊富で味もとても良いと評判です。
③奇跡の塩 ぬちまーす
![]() | 沖縄の海塩 ぬちまーす(250g)【spts4】【ぬちまーす】 価格:1,080円 |

2003年5月にギネス記録を超えるミネラルの検出量!
その数なんと21種類!
こだわりの塩です。
デトックス、美肌作りにも評判が良いようです。
④イノチの塩
![]() | イノチの塩 ミネラル塩 健康食品 野生植物 ミネラル 還元塩 イノチの塩 170g outfit 価格:2,359円 |

これは調べていて見つけたものなんですが
かなり評判がいいようです。
旨味が凄いとか…。
使っている方がいましたら是非感想を教えてください!
おすすめの塩はすべて沖縄の塩でした(汗)
まとめ
ではまとめます。
- ・減塩は不調を招く
- ・塩分は身体の様々な機能を調整するために必要なもの
- ・塩分のとりすぎはやはり死亡リスクが高まる
- ・塩分の摂取で血圧が変動する人は人口の(?)約4割
- ・塩は天然塩に限る!
食塩(精製塩)と天然塩は食べ比べると違いは明らかです。
高いといってもそんなにしょっちゅう買うものでもありません。
これひとつで病気のリスクが低くなり毎日元気に生活できるなら
使うべきではないでしょうか?
美味しい食事で毎日元気!
最高ですね。
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